Windows11のwsl2の初期設定まとめ

はじめに

wsl2特有の設定をまとめる。 過去の記事を補完する形になるので、linuxそのものの初期設定などは以下記事参照。

ubuntu初期設定まとめ

railsの環境構築は以下。

windows10でvagrant(ubuntu20.04)を使いrails6のローカル開発環境を構築する

基本的に自分のためのメモなので、わかりやすく解説というよりは検索で情報を補完してもらうことを前提に書いている。

(前提)何かを設定したあとのwsl2再起動について

windows側のpowershellで

wsl --shutdown

これでwsl2をシャットダウンできるので、いつも起動させてる方法で起動しなおせば再起動できる。

wsl2のメモリとスワップを設定する

windows側の

C:\Users\[ユーザ名]\.wslconfig

に設定する。 初回設定時はファイルの作成から。

以下の記述を.wslconfigに追加。

[wsl2]
memory=8GB
swap=0

再起動してwsl2内で

free -m

をすると、設定が適用されてるか確認できる。

wsl2でsystemctlが使えるようにする

systemctlはアプリの自動起動などを設定するのに使う。

sudo vim /etc/wsl.conf

などで設定ファイルを開く。 以下の記述を追加して再起動する。

[boot]
systemd=true
ps -ae 

でsystemdがpid1で起動できていることを確認。

sudo時のパスワード入力をなしにする

sudo visudo

で設定ファイルを開く。

ファイルの末尾に

[USERNAME] ALL=NOPASSWD: ALL

を追加する。

参考記事

WSL2 に割り当てるメモリサイズを手動で固定値を設定する方法

Windows 10 or 11 (WSL2)のUbuntuでsystemctlを利用する方法(systemdをPID1で動作させる方法)

sudo時のパスワード入力を省略する【ubunutu/CentOS】